たまに記録

備忘録です。興味のわいたことについて調べた内容を記録していきます。

山河令 私的覚書⑧

第八話「光ある所に闇」

 

◆阿湘がことわざ◆
「有事钟无艳 无事夏迎春」「人を好き勝手にこき使って」
→「何かあるときだけ鍾武燕、何もなければ夏迎春」

戦国時代の斉の時代、宣王は性愛に溺れ、国事をおろそかにしていた。40歳になる鐘無艷という女性が、斉の宣王に身を挺して、国家の弱点を説明し、利害を説いた。王は彼女の助言を受け入れ、国を豊かにし、軍を強化するための政策を次々と打ち出し、鐘無艷を王妃に据えた。しかし、鐘無艷は非常に醜い女であった。妃といえども、宣王は彼女と寝たことがない。もう一人の妃、夏迎春は妖精のように美しく、王は彼女をとても気に入った。宣王は、国事があるときは鐘無艷のところに行き、国事がないときは夏迎春のところに行き、食べたり飲んだり、騒いだりしていた。

 

◆あからさまなハート◆
「また会お…」と言いかける阿絮。
しまった!
「你去哪儿我跟著你一起去」「どこへでも一緒に行く」
そう言う老温と阿絮の二人が映る画面には大きな赤いハート があった…。

その後も、ハートは前面でゆらゆら揺れている。

 

◆フェイスベール◆
顔を隠すフェイスベールの色は、お互いの服の色?
そう言われれば確かに。制作側の意図したものだろうか?

 

◆あからさまなハート2◆
天窗に囲まれる阿絮と老温(と韓英)はハートの中。

 

◆小大人と英儿◆

老温は、阿絮ばかりを見つめる韓英に向かって「小大人」呼び。英訳だと「Little Master」日本語だと「坊や」くらいの訳か?
老温の嫌味の表れだろうか。ちなみに韓英は22歳。
方や韓英は老温を「大人」と呼び、自分のことは荘主のご友人なら「韓英」とお呼びくださいと言っている。しかし、老温はやはり「小大人」呼び。阿絮との絆を見せつけられて、面白くない模様。
日本語字幕は「貴殿」なので、この場面は若干印象が変わりそうだ。

そして、阿絮は、韓英を英儿呼び。親しみがこもっている。
儿は年下の子につける愛称。ただ、この場面以後、英儿呼びは、配音で韓英になっていく。

 

◆妓楼◆
「大不了我以后也供你驱策 可好啊」「好啊 那就请你圆润地走远点」
「今後お前の役に立つやも 得したな」「そうか では速やかに席を外せ」
→「大不了我把下半輩子都卖给你 可好啊」「好啊 那就把你卖到青樓」
 「残りの人生をお前に売ってやるよ、いいだろう?」
 「いいね、じゃあお前を妓楼に売ろう」