たまに記録

備忘録です。興味のわいたことについて調べた内容を記録していきます。

山河令 私的覚書④

第4話「紅塵の因果」

 

◆時間ではないのだ◆
「有白頭如新 傾蓋如故」
「白頭新のごとく 傾蓋故のごとし」
史記

傾蓋…車を止め衣笠を傾けること
お互いに白髪頭になるまで付き合っても、打ち解け合うことができないなら、知り合ったばかりの人と同じであり、道行く途中で出会って話をしただけで、心から打ち解けられる人もあるのに、というたとえ。

このシーン、いちいち老温の言い方がいやらしい(^o^)

 

◆丐幇来襲◆
温客行が跛脚乞丐を頭上から振り落とすシーンにて、落とし方が悪く、NG。
跛脚乞丐役の方、少しクラクラ、痛み。
ジュンジュン焦る。撮影に危険はつきもの。

 

◆白衣剣が見たい◆
天上浮云如白衣 斯须改变如苍狗
古往今来共一时 人生万事无不有

杜甫『可歎』
「白衣蒼狗」世の移り変わりの早いことのたとえ

 

◆横笛が縦笛に変更(設定もセリフも改変)◆
「阿絮你武工怎么高 五音却不全 有空我再教教你?」
→「阿絮你人长得帅 箫却吹得不怎么样 有空我再教教你?」
「お前は腕が立つのに」→「お前は顔が良いのに」
「音感がなさすぎる。」→「縦笛はそれほどではないな」

deeplで「箫却吹得不怎么样」を訳したら、すごい直接的な日訳になってびっくりした。