たまに記録

備忘録です。興味のわいたことについて調べた内容を記録していきます。

Dear Doctor-死神が愛した医者-(タイ/2022年)

なんか好きだ、この物語

 

◆概要◆
[原題] 
  Dear Doctor, I'm Coming for Soul ('22)
[制作] 
  Studio Wabi Sabi
[監督] 
  Phadej Onlahung パデート・オンラフーン
[プロデューサー]
  (New)Siwaj Sawatmaneekul 
  (ニュー)シワット・サワットマニークン
[脚本] 
  Kusolin Mekviphat クスリン・メークウィパート
  Phaengpan Homjan ペンパン・ホームチャン
[出演]
  (Nut) Nutchapon Rattanamongkol・・・Prakan
  (ナット)ナチャポン・ラッタナモンコン・・・プラカーン
  (Karn)Kasidej Hongladaromp・・・Tua Phee
  (カーン)カシデート・ホンラダーロム・・・トゥアピー
  (SoodYacht)Patsit Permpoonsavat・・メーター
  (スットヨート)パットシット・プームプーンサワット・・・Metha

 

死神(トゥアピー)×医者(プラカーン)の物語。
この物語は、生と死の象徴同士が対峙するという対比だけではない。
設定はファンタジーだけど、だからこそ、その中で起こる事件や感情の「リアルさ」が引き立って、より心に現実感を伴って迫ってくる。

物語の中に、一目で感じるキラキラ感はないけれど、切なさの中にあるキラキラ感に心がひたひたと浸っていく。

KarnさんとNutさんは、大人の雰囲気、色気の中に、純朴で一途な瑞々しい思いを灯らせているのが感じられて、また後半は、耐える愛や無心に信じ、互いに与え合う愛の姿を見せてくれて、私の心は絞られっぱなしだった。

特に、Karnさんは格好良すぎる。
プラカーンへの溢れる思いを抑えた切なさを感じる表情にしぐさ、そして思いが溢れ出てしまったときの性急さの対比がたまらない。
Nutさんは、回を重ねるごとに愛らしく憂いを帯びたプラカーンを自然に演じていらして見入ってしまった。(リアルな30歳の男の姿だからなおさら)

 

「なぜ、人は生まれるのか」
プラカーン、あなたの答えは命題だ。

 

周りの登場人物がとにかくいい配置。無駄がない。そしてみんないい人。先輩最高。ウィーラヌットも最高。

毎話冒頭に入る過去の場面が、2人の感情と行動の意味を少し後に追体験して理解できるという良い効果を生み出していた。

二人が以前に共演した「Gray Rainbow」は鋭意視聴中・・・。頑張る。

プラカーンの子供時代を演じた子役の子は、どのドラマでも見かける売れっ子だ。

KarnさんのSNSの投稿等を見ると、トゥアピーとはかなり違う感じが見てとれて、驚いた。

 

リアルとファンタジーの融合が見せた切なさ

 

私的印象度

 

・大人可愛い度・・・🌷🌷🌷
ツンデレ度・・・🌷🌷🌷
・必涙度・・・🌷🌷🌷

 

私の好み

・知識も経験も積んできた大人が、それでも悩み、揺れ動き、苦悩する中で、新たな人生の指針や光、希望を見つけ出す。

ツンデレ

・時間を扱う。時間は余韻の最大ファクター。